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Old Chairman's Blog 前理事長のブログ

日記 投稿日:2014年8月6日

69回目の原爆記念日

今日(8月6日)は,広島に原爆が投下されて69回目の記念日である。

被爆者の平均年齢は79歳になり、当時の惨事を直接語れる“語り部”が少なくなってきたという。

それだけに、原爆の記憶を風化させないよう、しっかりと記録に残して欲しいものだ。

今年も例年のように記念式典が行なわれようとしているが、日本は今年になって、憲法解釈を変更して集団的自衛権を認めるという大きな方向転換を図った。

それにともなって、隣国では日本はまた戦争を仕掛けてくるのではないかという不安をあおり、加害者日本のイメージをかきたてている。

歴史教育にも詰め込んで「日本による侵略」を教えて記憶を新たにしようとしている。

このような状態はいつまで続くのだろうか?

せめてこの日だけは、原爆の意味を考える日にしたい。

日記 投稿日:2014年8月5日

今年のインターンシップ

昨日(8月4日)から、ある大学の3年生33人を預かってインターンシップを実施している。

インターンシップというのは、学生たちが自分の興味のある企業を選んで、いわゆる就業体験をすることだが、私たちはそれをやらない。

4年生になって始まる就活の手伝いをするもので、学生たちの意識改革をするのが目的だ。

彼らの自己紹介を聞くと、就職のイメージは「自分の希望する仕事を楽しくさせてくれる企業が自分を待っていてくれるに違いない」という夢のような期待をしている。

そして「人のためになる仕事をしたい」と異口同音に言う。

この幻想を早く打ち破って、彼らを「現実」に引き戻すことをする、そして地に足の着いた就活をスタートさせること、それがこの短期間(4日間)で行なうことだ。

それを4クール(8月一杯)約100人に対し行なうのだ。

私にとって文字通り暑い夏になりそうだ。

日記 投稿日:2014年8月1日

古稀は100歳?

2013年における平均寿命の発表があった。

男性は80.21歳、女性は86.61歳である。

男性が初めて80歳の大台を超えた。

昔、「古稀を祝う」とした70歳はまさに稀な存在だったのだろうが、今では当たり前で、殆どの人がその年齢を超えている。

感覚的には、古稀は100歳という年齢になるのだろう。

その100歳以上の人も、今では5万人を超えて存在している。

長寿は有難いが健康でいたい、というのが誰もの願いなのであろう。

日記 投稿日:2014年7月31日

人口減少の中の住宅増

「人口が減少する中で住宅は増える」という不可解な現象が続いている。

その結果として、空き家は増加して、820万戸(空家率13.5%)になるという。

少子高齢化の影響は、地方の過疎化を加速させ、地方から大都市への人口の流出は止まらない。

そのため、空き家が増加するという構図が成り立つが、地方に働き場所が出来ない限りこの現象は続くだろう。

しかし、言うは易く行なうは難しい。

農業・林業を魅力ある産業として蘇生させることがこの“解”なのであろう。

TPPをきっかけにして、この議論を加速させて欲しいものだ。

日記 投稿日:2014年7月30日

人を殺してみたかった

長崎・佐世保市の女子高生が同級生を殺害した事件のニュースが、日本中を駆け巡った。

マスコミも連日のように取り上げ、その異常さを際立たせようとやっきになっている。

報道によると、加害者は友人の被害者を金属製の工具で頭を殴り、ひも状のもので首を絞め、遺体の一部を切断したという。

しかも、それらの工具を事前に用意していたというから、計画的な犯行と見ていいのだろう。

そして、取調べに対して、「自分のほうから会いたいと誘った」とか「人を殺してみたかった」と供述しているところを見ると、早くから殺意をもっていたのであろう。

その原因が何か、動機の解明が待たれるが、加害者の心の闇は誰にも解らない。

日記 投稿日:2014年7月25日

中国の食品会社による不祥事

中国上海にある食品会社が期限切れの肉を加工して販売していたというニュースが衝撃をもって伝えられた。

しかもマクドナルドやファミリーマートも同社の商品を輸入していて、日本の消費者がそれを食べていたというのだ。

今のところ被害の届出はないようだが、両社は直ちに同社との取引を中止する談話を発表した。
当然のことだ。

それにしても思い出すのは、2008年に起きた冷凍ギョ-ザ中毒事件だ。

あのときの中国政府は“知らぬ存ぜぬ”を通してうやむやにしようとした。
その不誠実な態度は記憶に新しい。

あの事件を契機に中国はもっと学んでよかったはずだが、取材のマイクに向かって同社の社員が“食べても死なない”と言っているのを見ると恐ろしくなる。

一を以って全てとは言わないが、“国は富めど人心は貧困”というのはいただけない。

日記 投稿日:2014年7月18日

宗教は人を教えるのか?

世界各地で起こっている内戦やテロ行為を見ていると、
その背後に宗教があるということがわかる。

自分たちの信じている宗教だけが救世でき、
それ以外は邪教で抹殺してしかるべきだ、というのだ。

ところが、宗教は人間の救済というのが本来の目的であり、教祖たちは“愛と許し”を訴えたはずだ。

“憎しみと報復”がベースにある現在の争いは宗教の本質からは遠いと言わざるをえない。

このようなことは動物の世界では起こらない。

動物は縄張り争いはするが、そこから片方が出て行ってしまえば、追いかけていって殺すと言うことはしない。

それをするのが人間だ。

「愚かなる者、それは人間だ(ホモ・スツルツス)」と決め付けたのは、かのシャルル・リシェである。

日記 投稿日:2014年7月17日

川内原発の再稼働

原子力規制委員会は16日、九州電力の川内原発1号機、2号機の再稼動にゴーのサインを出した。

昨年7月に施行された新規制基準をクリアした最初の原発である。

九電は今秋の再稼動を目指すが、地元自治体の同意が必要になる。

国内の原発がすべてストップしている中での審査であっただけに、その行方が注目されたが、これで他の原発にも弾みがつくのではないか。

ところで、原発再稼動には反対意見が強いのも事実である。

東電事故の後遺症が残る中で、「稼動ゼロでも電力は賄われているではないか。」として脱原発、卒原発を唱える人が増えているのは事実だ。

一方で、電力料金はじわじわと上昇し、消費者の財布は確実に軽くなっていることは間違いない。

国が再稼動を認めるときは、今後のエネルギー政策について語って欲しいものだ。

日記 投稿日:2014年7月14日

W杯ブラジル大会

ついにW杯の頂点が決まった。

今朝の4時から始まった決勝戦はドイツVSアルゼンチンとなり、
延長戦でドイツが1-0でアルゼンチンを下した。

メッシというスーパースターをもつアルゼンチンに対し、総合力で対抗したドイツ。

両チームに決定的シーンが何度も訪れたが決められず、最後に途中出場のゲッツェが決めた。ハラハラ・ドキドキの試合経過であった。

終わったが、日本は1勝もできないまま終わった。

選手たちは一様に「日本のサッこれで大会はカーができなかった」というが、日本のサッカーとは何だったのか?

勝ち上がったチームにはそれぞれ独自のチームカラーが見られたが、日本にはそれが無かったとしか言いようが無い。

新しい監督にはまさに“日本カラー”を打ち立てて欲しいものだ。