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Old Chairman's Blog 前理事長のブログ

日記 投稿日:2015年5月11日

事務所の引越し

連休の最後の日(5月6日)に、秋葉原から靖国神社の側に引っ越すことになった。

そのため、今年の連休は休むどころではなかった。

17年間も同じところにいると、不要、不急のものがたまり、荷造りをする前に断捨離が必要なことは明らかで、そのために予想以上に整理のための時間がかかってしまった。

ところが引越したのはいいが、今度は荷物を取り出して収納先に収めるのに一苦労だ。

また、8日になってやっとパソコンがつながったため、連絡もままならず、皆さんに迷惑をかけてしまった。

今日(5月11日)が実質上の仕事始めとなるが、心機一転出直したいと思っている。

日記 投稿日:2015年4月28日

大阪都構想の賛否を問う

大阪市と大阪府を再編する「大阪都構想」の是非を問う住民投票が27日、告示された。

投票は5月17日。賛成票が反対票を上回れば、2017年4月1日に移行することになる。

この構想を巡っては、大阪維新の会の橋本徹代表が「府と市の二重行政を根絶でき、効率化と住民サービスの向上が期待できる」と提唱したのがきっかけとなったものだ。

その後は既成政党が「初期費用がかかりすぎる。住民サービスは低下する」といって真正面から反対している。今のところ反対が多いようだが、行政の効率化にチャレンジしてみる価値はありそうだ。

日記 投稿日:2015年4月27日

地裁の原発判断が分かれる

原発再稼動をめぐる地裁の判断が割れている。

鹿児島地裁は22日、九電川内原発1,2号機の再稼動差し止め請求を退けた。

これは先日の関電高浜原発とはまったく違った判決内容となっている。

すなわち、原子力規制委員会の新基準は合理的であり、安全性は確保されているというもの。これを受け、九電は「安全性は確保されているとの当社の主張が認められた」というコメントを発表している。

これにより、川内原発1号機の早期再稼動(7月)が視野に入ってきた。

2つの原発はどちらも原子力規制委員会の安全審査には合格しているだけに、司法がどこまで踏み込むべきかは判断が分かれるところだろう。

日記 投稿日:2015年4月24日

ポール・マッカートニーの来日公演

昨夕(4月23日)、東京ドームで開催されたポール・マッカートニーの来日公演に行って来た。

幸いにも良い席だったので、間近にステージの姿を見ることが出来た。

開園予定時刻を40分ほど遅れて7時10分にステージに登場すると、あとは休むことなく、ビートルズ~ウィングス~ソロと自身のキャリアを代表する40曲ぐらいを2時間45分にわたって精力的に熱唱した。

演出もうまく、時には観客を巻き込んで歌うなど、東京ドーム全体が興奮のルツボとなったようだ。観客は最初から立ちっぱなしで、身を揺らして熱唱に応えていたのが印象的だった。

細胞の一つ一つに興奮の振動が伝わってきた感じだった。

日記 投稿日:2015年4月23日

バンドン会議での首相演説

インドネシアで開かれているアジア・アフリカ会議(バンドン会議)の60周年記念首脳会議で、安倍首相は、第2次世界大戦への「深い反省」を表明した。

マスコミ報道によると、首相は「侵略または侵略の脅威、武力行使によって他国の領土保全や政治的独立を侵さない」という60年前の「平和10原則」の一部を持ちだしたうえで、「バンドンで確認された原則を、日本は先の大戦の深い反省と共に、 いかなる時でも守り抜く国であろうと誓った」と演説した。

そのうえで「共に、平和と繁栄を築き上げよう」と訴えた。

今回の演説を巡っては、8月に予定されている戦後70年談話がどのようになるかが注目されていたが、演説の中では「反省」はあったが「おわび」はなかった。

これで70年談話の中身は大体予想がついてきた。

日記 投稿日:2015年4月22日

夢の超特急

もう旧聞に属するが、今の新幹線が登場したときのキャッチコピーが「夢の超特急」であった。

時速70-80kmが当たり前のときに、250km以上で走るのだから日本中が騒いだのも無理は無い。

それがどうだ。JR東海が21日、山梨県で実施したリニアモーターカーの走行実験で時速603kmを記録したという。それを写そうとカメラを構えてもあっという間に通り過ぎてシャッターチャンスを逃してしまいそうだ。

インターネットで世界が瞬時に繋がる時代に移動時間を減らそうとするのは、利便性という意味では理解できても、心情的にはもっとゆっくりしていたいということにならないか。

その向こうには、宮沢賢治の銀河鉄道の夢が待っている。

日記 投稿日:2015年4月21日

TPP交渉は大詰めを迎えた

日米のTPP交渉が大詰めを迎えたようだ。昨日までの2日間にわたって、日米の閣僚協議が行われた。両国間で残っているのは、コメと自動車に関するものだと言われているが、落としどころはあるのだろう。

いつも気になっていることがある。それは、関税引き下げによる生産者のダメージの大きさが強調されることだ。

デメリットだけなら交渉の余地はないはずだ。メリットもあるということだが、それはあまり報道されない。安い農産品が入ってくれば、当然消費者は喜ぶ。

生産者は困り、消費者は喜ぶ。両者はトレードオフの関係にある。

それは経済の論理だが、これにどう決着をつけるかは政治の問題だ。

間もなく政治決着の中身が見えてくる。

日記 投稿日:2015年4月17日

原子力規制委員会の反論

15日、原子力規制委員会の田中委員長は、福井地裁の関電高浜原発3,4号機の運転を認めないとする仮処分に対する判断に反論した。

地裁が「原発の新規制基準は穏やかすぎ、合理性に欠く」と判断したことに対しては「世界的に最も厳しいレベルにあると国際的に認められている」として「見直す必要は無い」と発言した。予想された見解である。

安倍総理もそれを受けたかのように「日本の原発の規制基準は世界的に見ても厳しいものであり、
今までどおり、規制委員会の認めたものについては再稼動を認めていく方針である」と従来方針を繰り返した。

ただし、原発の運転差し止めを求める訴訟や仮処分の申し立ては全国的に広がっており、運転再開までには時間がかかりそうだ。

日記 投稿日:2015年4月15日

高浜原発の差し止め判決

昨日(4月14日)、福井地裁は関電高浜原発3,4号機の運転を認めないとする仮処分を決定した。昨年の関電大飯原発3,4号機の差し止め判決に続く司法の判断だ。

今回の仮処分の内容を見ると、「高浜原発は原子力規制委員会の新規制基準を満たしているが、新規制基準は穏やかで合理性がなく、適合しても安全性が確保されたとはいえない」として原発の安全性に重きを置いた判決になっている。

政府は原子力規制委員会が認めた原発は再稼動を認める方針を打ち出しているだけに複雑な思いだろう。

関電も直ちに異議を申し立てる方針で、法廷闘争はこれからも続く見通しだ。

日記 投稿日:2015年4月7日

入学式の祝辞

今、全国各地で学校の入学式が行われている。

場所によっては満開の桜を愛でながらの式となっている。ところで、信州大学の入学式で、学長が祝辞の中で「スマートフォンを取るか、信州大生を取るか」と迫られたうえ、「スマートフォンのスウィッチを切って、静かに本を読もう」と呼びかけられたそうだ。

この時期、きわめて的確な指摘だと思いたい。

若い人たちにとってスマートフォンは自分の一部になっている。

それの無い生活は自分の一部が切り取られたことに等しい。

たとえ2,3日でもいいから、スマートフォンの無い生活を送って見て欲しいものだ。