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Old Chairman's Blog 前理事長のブログ

日記 投稿日:2015年6月22日

銃をもつ民主主義国アメリカ

またアメリカで銃による殺傷事件が起こった。19日、サウスカロライナ州チャールストンにある教会で、聖書勉強会に参加していた黒人9人が射殺された。

逮捕されたのは21歳の白人男性である。報道では、白人による黒人に対するヘイトクライムだという。

過去にも何度もこのような犯罪があったが、その都度銃規制強化に反対の声に押されて、規制できなかった。

オバマ大統領は直ちに、銃規制強化に乗り出すと声明を発表しているが、人種差別というアメリカ底辺にある問題があるだけに難しい問題なのであろう。

もし、黒人が白人に対してこの種の銃乱射事件を起こしたらどんなことになるのだろう。

我々には理解を超えた「アメリカの暗部」である。

日記 投稿日:2015年6月19日

マイナンバー制

10月になると、市区町村から国民一人ひとりに12桁の番号(マイナンバー)の通知が送られてくる。そして来年1月からその運用が始まる予定である。

住機ネットの失敗に懲りて、国も時間をかけて用意してきたが、ここに来て、年金情報が125万件も漏えいしたことを受けて、スタートの時期を延期すべきだという議論が出ている。

マイナンバーがどのように使われるかについて、明日(6月20日)就活生達に講義し、グループディスカションしてもらう予定にしていたところ、今朝の日経に医療費控除についてもマイナンバーで処理するという記事が出ていた。

確かに確定申告のときの煩雑さを考えると、手間が省けるというメリットがある。そのようなメリットがあればあるほど、国民はマイナンバーの普及に賛成するのだろう。ただし、情報漏えいだけはして欲しくない。

日記 投稿日:2015年6月18日

公職選挙法の改正

昨日(6月17日)、選挙権年齢を20歳以上から18歳以上に引き下げるという公職選挙法の改正が参院本会議で可決・成立した。

1年後に施行されるので、施行後初めての国政選挙(参院選挙)から適用される見通しだ。

これにより、新たに選挙権を得る18歳~19歳は約240万人である。

ところが、20歳代の投票率はきわめて低く、若い世代の政治に対する関心が高まるような取り組みが求められる。そして、ピケティ教授も話題にしなかった日本の世代間格差に目覚めれば、政治に無関心ではいられなくなるはずだ。

彼らが国政に対して発言し、投票することで、日本の政治も変わってくるに違いない。

日記 投稿日:2015年6月17日

会期の延長

政府・与党は安全保障関連法案の通過をめざして会期の延長を図るようだ。

延長期間がどれぐらいになるかは予断を許さないが、集団的自衛権の行使に関する憲法解釈に隔たりがある限り、法案は通して欲しくない。

政府は、これらの法律を通した上で、今度は本丸である憲法改正に迫ろうとする意図が見え隠れしている。本来はこの順序は逆のはずだ。

まず憲法改正があり次に各論としての法律があるはずだがこれが逆転しているところが不可解なところである。

日記 投稿日:2015年6月16日

憲法学者が叫ぶ

集団的自衛権の行使をめぐって国会審議が行われているが、参考人として呼ばれた憲法学者3人は、いずれも憲法違反だと断じた。

それ以降、自分の立場を明らかにする憲法学者が多く、立憲主義の立場から違憲を唱えている。

それに対して政府は、あくまで「憲法の枠内で考えられる自衛権である」と従来の主張を繰り返すだけだ。そして、数の論理で押し通そうというつもりのようだ。

相互にもっと熱く語って欲しい。

なにせ、日本の将来を決めることになるのだから、時間をかけて、徹底的に議論して欲しいものだ。

日記 投稿日:2015年6月15日

アジサイは雨が似合う

事務所を引っ越したとき、ある人からアジサイの鉢植えをいただいた。

最初の1週間ほどは紫色の花びらが生き生きとして目を楽しませてくれた。

窓際において、水をやり、注意したつもりだが、なんとなくしおれてきて元気がなくなってきた。そこで家に持ち帰り、庭に置いて他の鉢植えの花と一緒に世話をすることになった。

するとどうだろう。雨にぬれて、頭を垂れていた花も生き返ってきた。

そして、葉っぱも生き生きとしてきた。

アジサイはやはり雨がふさわしい。

日記 投稿日:2015年6月12日

沖縄の梅雨明け

昨日(6月11日)、沖縄地方は梅雨明けしたという。平年より12日早く、昨年より15日早く明けたことになる。

入梅したのが5月20日(平年より11日遅れ)だったから、梅雨期間は22日で平年の半分にしかならなかったようだ。梅雨前線は北上し、九州地方ではすでに記録的な雨が降って土砂災害や、避難騒ぎが起こっている。

これから本番を迎えるだけに、雨と暑さ対策には目を離せない日が続きそうだ。

日記 投稿日:2015年6月11日

新人研修で思うこと

今年も新年度入りして2ヶ月が経過して、企業の新入社員研修はほぼ終わったとみてよいだろう。

各社のテーマは、社会人としての基礎的なマナー、スキルの取得がメインだが、そのなかで目標をもつことの大切さを教えることになる。

当然、仕事が割り当てられ、その目標を達成することは、企業人としての最低限の要請である。

問題はその他に個人としての人生目標を設定し、それを意識して社会生活を送って欲しいということだ。それを座標軸としてもっていれば、何かと刺激の多い生活のなかで、迷いながらもそちらの方向に向かって進めるものだ。

目標がなければ、外からの刺激に右往左往し、誰かの描いた道を歩むことになる。そういったことを伝えたいものだ。

日記 投稿日:2015年6月10日

入梅後の晴れ

関東地方は例年通り入梅した。ところが、今日は晴れてきた。

なぜか入梅後に晴れるのがいつものパターンだ。

そのため、本当に入梅したのかと疑ってしまうことになる。

これから天気予報を頼りに傘を持参するかどうかを判断するので、正確であってほしいと思うのは私だけではないだろう。今朝はもちろん持参していない。

その代わり、事務所に予備の傘を置いて備えている。

日記 投稿日:2015年6月9日

集団的自衛権行使の違憲性

4日の衆院憲法審査会では、与党と野党が推薦した3人の憲法学者が参考人として意見を述べた。

皮肉にも与党が推薦した学者を含め、3人とも立憲主義の観点から政府の集団的自衛権行使を限定容認するという見解を問題とし、「違憲」という結論で一致した。

立憲主義とは、憲法によって国家権力を制限し、国民の権利などを守る考え方で、時の政権が憲法の根幹に関わる解釈を変えることに慎重であるべきだというもの。

これに対して、政府側は「憲法解釈としての裁量の範囲内だ」として合憲性を訴えようとしている。しかし、政府側の答弁は抽象的過ぎて理解に苦しむことがある。

もっと丁寧に答えてほしいし、国会審議はきちんとやってほしいものだ。

やはり、改憲が先だという結論がでてほしいものだ。