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Old Chairman's Blog 前理事長のブログ

日記 投稿日:2016年8月16日

アクティブラーニング(2)

ALは講義や座学などでただ知識を記憶するのではなく、学習者自身が問題を考え、話し合い、疑問を質し、新たな視点でまとめ直し、発表するような、能動的な学習方法を指します。

日本の多くの学校で行われている授業は、講義や、教科書を読むという形式が主流ですが、これは学習効果という点ではあまり期待できないものだということがわかります。

つまり、ただ座って先生の講義を聞いているときの脳の活動は、眠っているときとあまり変わらないということです。

「講義を聞いていると眠くなる」という体験をした人は少なくないでしょう。

それに反して、ディスカッションしたり、実際にやってみて練習したり、さらには他の人に教えてみることで、知識定着率は大幅に向上することになります。

きらめき未来塾では、その手法を取り入れることにしました。

日記 投稿日:2016年8月15日

終戦記念日

今日(8月15日)は終戦記念日。71年前の今日、日本は連合国に無条件降伏した。敗戦なのになぜか敗戦記念日とは言わない。

昨年は70年目ということで、安倍首相の70年談話が発表され、マスコミも大きく騒いだが、今年は静かだ。

この日のことを覚えている人も少なくなってきた。

遠からず戦前生まれの人はいなくなるだろう。

あれから71年。日本は大きく変わった。

戦争で日本人は何もかも失ったが、希望だけはあった。しかし、今はどうか。

何もかも手に入れたが希望を失ってしまった。

このような社会を豊かな社会と言うのだろうか。

日記 投稿日:2016年8月12日

アクティブラーニング(1)

高校生のための「きらめき未来塾」では、15人の講師が12講座(1講座2人が担当する場合もある)を受け持って講義が行われる。

しかも、テーマはいずれも高校の授業では行われないようなものばかりだ。

それを、高校で行われるような一方的な講義形式で行うと、おそらく頭の中は混乱して受け付けなくなるだろう、との予測のもとに、私たちは、この4日間をアクティブラーニングの形で行うことにした。

日記 投稿日:2016年8月10日

71回目の原爆記念日

また原爆記念日がやってきた。

あの日から71年。

被爆者の平均年齢は80歳を超えていて、記念式典に出席する被爆者が少なくなってきているという。

その現状に鑑み、長崎の田上市長は、「戦争体験、被爆者の体験に耳を傾け、未来のために過去に向き合う一歩を踏み出して」と若い世代に訴えた。

もっともなことである。

被爆体験を風化させないための努力が、核廃絶という最終到達点の原点になってくれればと思う。

日記 投稿日:2016年8月9日

ムラの内と外

きらめき未来塾のためにムラ(代々木オリンピックセンター)にいるときは、スケジュールに追われてほぼ外界の情報が遮断されていた。

それは集中して何かに取り組むときには効果的な方法だ。

しかも、外の情報を知りたいという意欲が薄れていくから不思議だ。

ところがいったん外に出ると、一斉に元の世界に戻ってくる。

リオ・オリンピックも始まっている。

夏の高校野球も・・・・、原爆記念日(広島)も終わっていた。

4日間だが、浦島太郎になっていた。

この不思議な感覚は一体何を意味するのだろう。

日記 投稿日:2016年8月8日

「きらめき未来塾2016」開催

「きらめき未来塾2016」は8月4日(木)―7日(日)の3泊4日のスケジュールで開催した。高校生67名が全国から集まり、代々木オリンピックセンターを舞台にしての合宿研修である。

これにサポーター12人、事務局が8人の総勢85名の体制で臨んだ。

講座は12もち、AIの進歩、分身ロボットの話から、農業など社会変化のうねりをどう捉え、それにどう対応するか、座標軸のもち方を学ぶことで、自分たちの目線でそれをつくり、多くのテーマをディスカションし、まとめて最後に全員発表するというプロセスをとった。

初日に集まったときの不安そうな顔から、自信に満ちた顔で発表しているのを見て、これが私たちの作品だと言えるのを誇りにしたい。

日記 投稿日:2016年8月3日

オリンピック考

いよいよリオ五輪が始まる。

それを前に選手団や選手から“金メダルを取ってくる”という勇ましい声が聞かれる。

しかし、いざ蓋を開けてみると大抵はカラ元気で終わっているケースが殆どだ。

世界で勝つためには、最低限自分の記録は破らなければならない。

それができないで、さらにその上の記録など破れるはずがない。

多くの選手は、自分のことを棚において、一挙に世界の頂点に立つ“夢”を語るのだ。

選手たちが競争するのは世界クラスの選手だが、本当の相手は自分自身なのだ。

自分に勝てた人だけが世界に勝てる。

つまり他人と競争する前に自分と競争し、自分に勝たなければならない。

それが克己の考え方だ。それができない選手に限って“金メダル”というのだ。

(この続きは、4日間の合宿研修の後に書きたい)

日記 投稿日:2016年8月2日

体が眠っている

ここ1ヶ月ほどの間、「きらめき未来塾2016」の準備で大童の毎日が続いている。そのためか、疲れで体が眠っている状態だ。

通勤電車の中でも、いつもは本を読んでいるが、ここしばらくは目をつぶってうとうとすることが多い。

4日の開催まであと2日を残して、準備の状況はまだ90%といったところである。今日も体力仕事が残っている。

日記 投稿日:2016年8月1日

女性初の東京都知事誕生

蓋を開けてみると、小池百合子氏が圧勝した知事選となった。

組織票をバックにした増田氏も、野党票を当てにした鳥越氏も、草の根の運動には勝てなかった。

女性がガラスの天井を壊す例は、米の大統領(まだ候補だが)、英の首相など珍しくなくなったが、日本の首都に女性のトップが誕生した意味は大きかろう。

小池氏がどんな政策を実行するか期待したい。

なかでも、立候補したときに「都民のための都政を取り戻すことが今こそ必要」として打ち出した3つの公約はどこまで実現できるか見守りたい。

・都議会の冒頭解散
・五輪などの利権追及
・舛添氏問題の再チェック