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Old Chairman's Blog 前理事長のブログ

日記 投稿日:2015年7月13日

上越での研修

3年前から継続しているある上場企業の子会社の管理職研修を行うため10日―12日の3日間上越市に行ってきた。

今回はちょうど金沢までの北陸新幹線が開通したため、時間が大幅に短縮できたのは有難かった。

今までは長野駅から信越本線に乗り換えてゆっくりと沿線風景を楽しむことができたが、今回はあっという間に着いてしまった。

そして、途中長いトンネルがあって、風景を楽しむどころか、地下鉄に乗っているような感じなのは不満が残るところだ。

今年の新潟は雨が少なく、暑い中での研修となった。

日記 投稿日:2015年7月9日

チャイナリスク

中国の株式市場で株式の急落と言う異変が起きている。

場合によってはギリシャ以上の影響が出そうな勢いだ。もともと中国市場は、不動産市場の低迷から資金が株式に流入してきたといういきさつがあって、不自然な価格形成が行われ、この暴落は早くから予想されていたことだ。

それがたまたまギリシャ危機とぶつかったために不安心理が一挙に広がって売りが売りを呼ぶという悪循環に陥ってしまったようだ。

中国政府は躍起になってこの暴落を押さえ込もうとしているが、一度回転し始めた歯車を止めることは容易なことではない。

混乱はしばらく続きそうだ。

日記 投稿日:2015年7月8日

七夕

7月7日は七夕の日。5節句の一つに数えられている。

この日になると、願いごとを書いた色とりどりの短冊や飾りを笹の葉(枝)につるし、星にお祈りをする習慣は今も残っているようだ。

織姫と牽牛の伝説を聞かされて育った世代には、なつかしい風習だ。

たとえ忘れたとしても、商店街やデパートに行けば、笹の枝に短冊をつるしたものが飾ってある。

日記 投稿日:2015年7月7日

サッカーは最初の10分で決まる

FIFA女子WC決勝戦で、なでしこジャパンはアメリカ代表と対戦し、5-2で負けた。おそらく実力どおりの試合なのだろう。

日本のお家芸はパスワークと守りだが、その守りが崩されてはどうにもならない。

試合開始後2分で思わぬ失点を許すと、守備陣が浮き足立って13分、15分と立て続けに加点されてしまった。

立て直すには時間がかかったが、後半ではやっとなでしこらしいパスワークと試合運びができるようになった。

終わって見れば5-2。よく頑張ったと言って迎えてあげたいものだ。

日記 投稿日:2015年7月6日

ギリシャの選択

ギリシャ国民は、EUが追加支援の条件とした財政緊縮策の賛否を問う国民投票でノーに投票した。

事前の世論調査では、賛否が拮抗していて、最終的にはギリシャ国民の良識に期待する楽観論があった。しかし、ギリシャ国民は、期待に反してノーと判断した。

これによって、EU側がどう出るかは予断を許さないが、ギリシャのユーロ圏離脱(中ロに接近)という最悪のシナリオが現実味を帯びてきた。

世界は、これからの展開を固唾を呑んで見守っていることだろう。

日記 投稿日:2015年7月3日

就職意識の違い

最近ある音大に呼ばれて、その学生の就職活動の話を聞く機会があった。

学生たちは専門分野をもっているので、今に至るまで何とかなるだろうと殆ど就活を行っていないのだという。

ところが、世間ではもう就活は終盤に差し掛かっていて、かなりの学生は内々定と称する内定をもらっているのだ。

そして、これから経団連の就職協定に縛られている大企業が始まる。

あと1ヶ月の勝負だ。

どんなに遅くとも、夏休み中には就活は終わると見ていいだろう。

件の音大生たちは就職できるのだろうか。

日記 投稿日:2015年7月2日

文明は没落する

ギリシャといえば、古代文明発祥の地として尊敬の念をもって学んだものだが、今のギリシャにはその面影はない。

ギリシャは6月30日、IMFから借りていた15億ユーロの返済ができず、事実上のデフォルトの状態に陥っている。追加融資を依頼してもEU側は、緊縮財政という条件を飲まない限り融資しないと言って突き放している。

チプラス首相は、それならと国民にその是非を問いたいとして5日に国民投票を実施することになった。

その結果がどうであれ、ギリシャは衰退の道を歩まざるをえない。

地上で起きている現在のギリシャの姿を見て、地下に眠るソクラテスやプラトンが嘆いていることだろう。

日記 投稿日:2015年7月1日

箱根山の小規模噴火

6月30日、気象庁は箱根山の大涌谷で小規模な噴火が起こったと発表した。

それに伴って、噴火警戒レベルを2から3に引き上げた。

またこれを受けて箱根町では、大涌谷から1kmの範囲の立ち入りを規制した。

箱根でこのような噴火が起こったのは、約800年前の鎌倉時代にさかのぼるという。

その間、地球の内部でどんなことが起こっていたのだろう。

おそらく、煮えたぎるマグマが水蒸気を発生させ、一定量以上になると、圧力釜のように地表の裂け目をねらって噴き出してくるのだろう。

日本にはこの1年だけでも、御嶽山、桜島、阿蘇山、口永良部島、浅間山など規模の違いはあるが噴火をしている。地下のマグマが怒っているのだろうか。