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Old Chairman's Blog 前理事長のブログ

日記 投稿日:2015年3月16日

就活生OBを送り出す

昨夕、今月末で大学を卒業する4年生15人の集まりに参加してきた。

昨年の今頃は、就活生として就職支援をしていた学生たちだ。

すでに内定先で入社前研修を受けていて、それぞれの企業の紹介と、なかにはその企業の商品やサービスを使って欲しいなどと、もう企業人としての顔をのぞかせているのが面白かった。

1年前と比べると、顔つきもなんとなく大人びて頼もしく感じられるのもうれしいことだ。

彼らがこれからそれぞれの人生を歩き出すのかと思うと応援のエールを贈りたくなってくる。

季節 投稿日:2015年3月13日

花粉症

春は待ち遠しいが、嫌なシーズンだ。

もう30年以上にもなるが、春になると決まって花粉症にやられる。

くしゃみ、鼻水、目がかゆくなる、などのお決まりの症状が現れる。

目薬は手放せないし、外出するときには必ずマスクをすることになる。

そういえば、マスクをしている人の数は真冬より多い気がする。

一方、事務所が秋葉原にあるため外国人を見かけることが多いが、マスクをしている人を見かけることは無い。

やはり、日本独特の国民病なのだろうか。

今しばらくマスクを手放せない生活が続く。

日記 投稿日:2015年3月12日

あれから4年目(3)

震災関連死3,194人。

震災以降に震災に関連して亡くなった人の数だ。

なかには将来を悲観して自殺した人もいるという。

多くは高齢者で、仮設住宅に住んでいて誰に見守られることもなくひっそりと亡くなっている。拠り所を失った人は将来に希望を見出せない。

そのため、今を生きることになる。そして、ひたすら過去の“よかった”日々を思い出しながら生きることになる。

そして決して前に踏み出そうとはしない。それは踏み出せないのだ。

そのような人は、みんなで支えあうしかない。

そして、若い人たちに未来を引き受けてもらうことが必要になるのだ。

地域の復興の暁にはどうなっているというより、どうしたいかを語れるのは若い人たちの特権だ。そこに希望を託したい。

更地になっている土地の上に何をつくるか、それぞれに知恵をだして特徴のある地域づくりをやってもらいたいものだ。未来を語るときには希望がある。

それを持ち続けてほしいものだ。

日記 投稿日:2015年3月11日

あれから4年(2)

今回の東日本大震災は、私たちに死と再生を突きつけたものと思う。

地震だけならあんなに被害は大きくならなくて済んだ。

そこに大津波が襲ってきて、工場も、家屋も、人も根こそぎ持ち去ってしまった。

それに原発の被害が加わった。東電福島第一原発がメルトダウンを起こし、放射能を撒き散らした。そのために、多くの人々が死の恐怖を体験した。

生き残った人々は、“なぜ自分が”という思いのためになかなか次の行動に移れない。

人は、自分の拠り所を失うと無気力になる。一人で背負うには荷物は重すぎる。

それでも人はその荷物を背負って前に進むしかない。

一歩踏み出すことによってしか道は開けないのだ。

日記 投稿日:2015年3月10日

あれから4年目(1)

明日は、東日本大震災があった日(2011年3月11日)から4年目を迎える。

それを機にマスコミが特集を組むので、被災地の現状が映し出される。

ブルド-ザーが走り、建設機械が土煙を上げて復興の建設を行っている。

しかし、一方で、手付かずの土地には潅木が茂り、人の手を待っている。

そこに住んでいる人たちもいる。しかし、仮設住宅には空き家が目立ち、ふるさとを離れていく人が増えているという。

その人たちには“ふるさとは遠きにありて思うもの”というのが実感なのだろう。

いったい、いつになったら元の賑わいを取り戻すのだろう。

日記 投稿日:2015年3月9日

大学の生き残り戦略(8)

このような学生を抱えている大学は、就活の支援という意味で、外部に依頼するところが出てきた。就職課のような部門だけでは、十分に対応しきれないのだ。

大学では独自の合同企業説明会を実施して、学生に参加を呼びかける。そして、学生に対して個別に就職のための指導をすることになる。

しかし、数千人にのぼる学生たちの個別指導には限界がある。
そこで、学外の専門機関とタイアップして指導に当たるのだ。

日記 投稿日:2015年3月6日

大学の生き残り戦略(7)

そのような学生は、自分が否定されたように思え、なかなか次の行動に移れないのだ。場合によっては、1~2週間連絡が途絶えることもある。

彼らを動機付けし、再度就活戦線に戻すにはそれなりのスキルが必要になる。

時間をかけてじっくりと胸のうちを出させることが必要なのだ。

そのような経験はできるだけ早く経験すると良い。

それは、準備も整わないまま受けたために起こることで、本人も納得でき、次の対策を打てるからだ。だから、学生たちには第一志望に行く前に色々な経験をするようアドバイスしている。

日記 投稿日:2015年3月5日

大学の生き残り戦略(6)

ところが、いざそのような有名企業にエントリーしようと思ってもなかなか繋がらないし、選考のプロセスが厳しく、そう簡単に突破できるものではないということがわかる時期がくるのだ。

たとえ受けたとしても、最終段階に進むことは夢のまた夢ということを身にしみて感じるのだ。学生たちはほぼ50社にエントリーし、そのうち1社の内定を取るとしたら、49社は落ちるということだ。

そのため、彼らに求められるのはストレスに強くあってほしいと思うのだが、その逆の学生のほうが多い。つまり、落ちることが続くとそこで落ち込んでしまうのだ。

日記 投稿日:2015年3月4日

大学の生き残り戦略(5)

大学生たちは、最初こそ自分のやりたいことができそうな企業に入りたいというが、それでは“やりたいこと”は何ですか?と質問すると答えられない。

たとえわかったとしても、中小企業に入社すると、永久に自分がやりたいことに出会う可能性は少ない。大企業に入ると、最初こそ自分が望まない部署に配属されても、いつかは“やりたい”ことに出会う可能性が大きい。

会社研究をやっていると、それが解ってくる。

そこで、だんだん中小企業よりも大企業に、それも有名な企業に就職したくなるのだ。

このようにして大学当局が求める“いい会社”に近づいてくる。

日記 投稿日:2015年3月3日

 大学の生き残り戦略(4)

いま私のところに、ある大学の就活生17人を預かっている。
彼らも一様に50社~60社にエントリーしたという。

ただ、大学側と彼らの言い分が少し違っているところが面白い。
大学側は おそらく親も“いいところ”に入れて欲しいと言う。

一方彼らは“入りたいところ”に入れるよう支援して欲しいと言う。
この“いいところ”と“はいりたいところ”が必ずしも一致しないのだ。
ところが、時間が経つにつれてこの両者が接近してくるのだ。