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公開日:2015年12月9日(水)
世界の指導者に被爆地訪問促す
昨日の日経の夕刊に掲載された上記タイトルの小さな記事が目についた。
おそらく他の新聞にも載ったことだろう。
その記事によると、「国連総会は7日、日本が提案した核兵器の廃絶決議を賛成多数で採決した。
日本の核廃絶決議案の提出は22年連続だが、世界の指導者や若者に被爆地の訪問を促す文言を始めて盛り込んだ」。
ただし決議では、中国とロシア、北朝鮮の3カ国が反対。
米英や韓国など16カ国が棄権した、という。
原爆投下から70年の節目である今年に決議されたのはよいことで、日本が22年連続して決議を提案したというのだから敬意を表したい。
ただし、核兵器を持っている国が反対や棄権しているところを見ると、核廃絶が決議されたからといって直ちに廃絶される訳ではないことだけは確かなことだ。